まさしのワキ毛 あとがき
まさしのワキ毛は、小畑常五郎が鼻毛の続編として17歳の時に書いた作品である。 鼻毛のみずみずしさを踏襲しつつ、それをさらにもずくを全力で振り回したような作品と揶揄すべきであろうか。 いずれにしても、この作品がややキウイの […]
第26話
「そいそ~い!」ニコラスは言った。すかさずジョージは一瞬で納豆をかき混ぜた。それに臆することなくニコラスはタウンページを1週間で読破しつつあった。その頃ジョンソンはエビチリを庭のコンクリートにすり付けていた。 そのフォ […]
第25話 軟骨とかつとしのファンデーション
「そいや!そいや!」ダニエルは言った。すかさずデービットは補助輪を取り外した。ダニエルは一瞬押されたがすぐに体勢をたて直した。しかしその一瞬の隙を突いてデービットは攻撃してきた。デービットの攻撃は少し滑らかさが欠けていた […]
第24話 マイクロエージェントきみやす
きみやすは精神的に限界がきていた。 朝から晩までひたすら落花生の殻をむき続ける生活に嫌気が差していた。 そして、ある日きみやすは仕事場を逃げ出した。 そんなきみやすが向かったところは、そう.. ひでひろの家だ […]
第23話 ロールキャベツと森本さん
ある日森本さんは思った。どうしてあんなにロールキャベツはダイナミックで、それでいて繊細さも兼ね備えているのだろうか。 森本さんはある決心をした。この世の全てのロールキャベツを素手で握り潰そうと。 森本さんの […]
第22話 ローリングまさひろ
それは、あるふぶきの夜だった。まさひろは家で豚肉汁100%のジュースを飲んでいた。 その時だった。外で誰かが叫びはじめた。 まさひろは外を覗いてみた。すると、ある一人の男が両手にちくわを持ちながら『そいや! […]
第21話 マーボー宮田
その日、みちひでの住んでいる町はマーボー祭りであった。 マーボー祭りとは町に住んでいる人が全員外に出てきてマーボー豆腐を隣人に投げつける祭りだ。 しかしみちひでは間違って冷ややっこを持ってきてしまい、町 […]
第20話 ジェネリック奥田
ひでまさは生前、糸こんにゃくが大好きであった。 ひでまさは急性リンパ線水虫症候群にかかって死んだ。 ひでまさは死ぬ直前にこういうことを言っていた… 『おれが死んだ時は棺桶に糸こんにゃくを敷き詰めてくれ。おれ […]
第19話 あの夏の日のマカロニ
森山直太朗のさくらの変え歌を書きます。 まーさしはー きっと待ってる イボ痔治る日々をー 桜並木の道の上でマカロニ食べるよ どんなに苦しい時も僕はマカロニ食べてー 骨粗鬆症になりかけてもがんばれる気がした […]
第18話
ある日みちおは学校で「このカマンベール野郎!」と悪口を言われた。 その腹いせに、翌日そいつの机の中に鳥のそぼろを詰めこんだ。 一方、ヤクルト(飲む方)が大好きなことで有名な春次郎さんは家できんぴらごぼうをミキサ […]
第17話 しゃぶしゃぶ健二朗
はるおはある日、真っ昼間の銀座を両手にかに風味かまぼこを持ち、千の風になってを口ずさみながら歩いていた。 するとどこからともなく警察がやってきて不審者扱いされ、腹がたったはるおは持っていたかに風味かまぼこを警察官に […]
第16話
富五郎は差し入れにたくあん1本を素手で持ってきた。 たくあんからは汁がしたたり落ち、富五郎が歩いてきた道は非常にたくあん臭かった。 まさよしは快くたくあんを受け取り、毎晩たくあんを振り回していた。
第15話
そしてまさよしは市営プールに行き、プールの中に大量の伊勢エビを放した。 このことがばれ、まさよしは懲役3年執行猶予5年の判決を受けた。 そしてまさよしが牢獄に入り1年が過ぎた頃、ひとりの面会人が現れた。 […]
第14話 セルフ・としはる・コンビネーション
まさひろはある日無性に社会に腹が立ち、病院内に甘栗をわんさかばらまいた。 一方、としあきは家でこたつに入りながらただひたすらところてんをしゃぶっていた。 そしてやすじろうは駅のホームで馬肉を路上販売していた。
第13話
やがて月日は流れた。 現在ジョンソンは食品会社で魚肉ソーセージを作っている。 この会社の魚肉ソーセージはとてもまろやかな風味があり、歯ごたえもしっかりしていることで有名だ。 だが、これからもマイケルはタラバガニを銀 […]
第12話 テイク・オブ・ひろしジェネレーション
ひろしは今日会社を解雇された。 俗に言う派遣切りだった。 ひろしはヤケになって毎日毎日コーンポタージュばかり飲んでいた。 そんな時だった… ふみひこが骨粗鬆症と発覚したのは。 そう、ふみひこはえんぴつを削りすぎ […]
第11話
あれから3年が過ぎた。 まさひこは今、有限会社切れ痔物産で専務を務めている。 そう、まさひこは夢を叶えたのだ。 誰しも夢を叶えることができるのだ。 みち子がボディービルの道に進み成功をおさめる日もそう遠くはな […]
第10話 ドミンゴ石井とソムリエスピリッツをむひょっひょーい!
まさおはカツオのたたきが大好物だ。 暇さえあればカツオのたたきを揉んでいるほどだ。 しかし、ある日授業中にカツオのたたきを揉んでいると先生に怒られた。 その事からまさおは将来、郵便局に勤めようと思った。 […]
第9話 マッチョリス大川
次はテラポポポリス、ガンジュール大岩に続く第三世代の遊び、マッチョリス大川について説明したいと思います。 必要な道具はテレホンカード50枚と両腕さえあればできます。 簡単ですね。 そしてまずテレホンカ […]
第8話
そしてその後ヨーロッパを中心にブームに火がつき、かの有名なイギリスのチャールズ皇太子も暇さえあればガンジュール大岩をやっていると聞きます。 そして日本にはいつ伝わったかというと、富山県在住の吉川としろう […]
第7話 ガンジュール大岩
今回はテラポポポリスより高度なゲーム『ガンジュール大岩』の遊び方をお伝えしよう。 ガンジュール大岩は腕二本さえあれば誰でも気軽に遊べる子供から中年まで幅広い年代に好まれているスポーツです。 ルールは簡単 […]
第6話 テラポポポリス2
テラポポポリスが好評でしたので今回はテラポポポリスの起源について書きたいと思います。 テラポポポリスは1254年頃、オランダのモッチャリーナさんがある日の夕食にタラコスパゲッティを作って、とてもお […]
第5話 テラポポポリス
貴方はテラポポポリスという遊びをご存じだろうか? テラポポポリスとは両手があれば誰でもできる、子供からお年寄まで楽しめるのである。 今回はその遊びの説明しよう。 まずジャンケンで先行後攻を決める、そしてお互 […]
第4話
やがてまさひろは切れ痔になった。ささいな衝撃でもとてつもない苦痛を味わうようになってしまった。 まさひろはこう医者に言われた。 「この切れ痔じゃあもう二度と貴方は生の鶏肉を揉むことはできないでしょう。」 まさひろはショッ […]
第3話 湯豆腐とまさひろとカバモリソン
よりみちは今日、大事な入社試験の日だった。 よりみちはしっかりとスーツを着てきてそしてジャージにしっかりこしあんを塗り付けて行った。 そのためジャージからはほのかな甘い香りが広がり、やはり本番富山県のあずき […]
第2話
ある日みちぞうは生の昆布をしゃぶりながら交差点の押しボタン式信号のボタンを強打していた。 そして腹いせにボタンにコーンポタージュをかけてやった。 翌日、吉田さんは夕食にシーフードカレーを食べたそうだ。たいそ […]